さて、3か月近く、自転車ソロキャンプの記事をかかせていただいたのですが、
総まとめ的な感じで振り返りたいと思います。
■自転車について
やっぱり、折り畳み自転車は辛かったです。長距離を走るのにも向いていないし、荷物を積載することも考えられていない。重心的にかなり後ろ寄りなので、漕いでいると、上半身の力が使えず、すぐに足がつかれて尻が痛くなりますね。ここはロードバイクと大きく違うところです。記事中ではあまり触れていないですが、最寄り駅とキャンプ場との往復ですらかなり苦痛でした。
まあ、折り畳み自転車で真似をする人はいないと思いますが、同じことをしようとするとかなり大変だということだけ覚えておいてください。
もちろん、自転車で楽しかったこともあります。下り坂とかは普通に楽しいです。特に、田貫湖から富士宮までの下りは最高でした!
■輪行について
輪行をやったことがある人はわかると思うのですが、意外に大変です。自転車の重量はロードバイクでも10Kg近くありますので、持ち運びが大変で、今回はさらに折り畳み自転車とキャンプ用品があるので、かなりの重量になっていたはずです。そこで、キャスター付きの台を調達して、自転車とキャンプ用品を乗せて運ぶという案を思いついたのですが、この台により、自転車等の運搬がかなり楽になりました。
ただし、例によって、予算の都合で、100円ショップの材料で組み立てないといけなくなったので、見栄えがかなりしょぼい感じになってしまいました。傍から見たら「何これ?」状態だったと思います。あまりおすすめできないです。
駅で自転車を運ぶときは階段・段差がかなりの障害でした。最近はエレベータが整備された駅が増えているのでかなり助かりはしましたが。それでもエレベータまで距離があり、電車の乗り継ぎがスムーズにいかないなど大変な面はあります。
■予算について
予算5万円という縛りは、5万円というのが、これからキャンプを始めようという人にも出せる範囲の金額かとおもったため、設けました。つまり、5万円あって、記事を見れば、とりあえず同じようにキャンプをやって帰ってこれるということで設定しました。ただし、予算の制限からくる装備の貧弱さにより、快適ではない部分があります。予算に余裕があれば、やっぱり、キャンプ用品はいいものを揃えた方がいいと思います。
残念なことに、キャンプは、お金をかけるほど、快適になります。(どのへんが快適になるかは今後別記事で検証していきたいと思っています)
しかし、予算が足りない中での工夫というものがあるとは思っています。今回、予算を削る中で、100円ショップを大いに活用しましたが、いろいろ発見があり、100円ショップでも結構使えるものがあることがわかりました。逆に、予算を削ってはいけない部分があることも確かで、気温、天候によっては、シュラフ、テントの装備は命にかかわる問題になります。(そこまで大げさではないかもしれないけど、失敗すると風邪ひいたり、盛大に体調を崩します)このへんの予算の掛け方のメリハリがポイントになってくるので、ネットのいろいろな記事を読みながらあれこれ考えてみるのもいいかと思います。
■キャンプについて
肝心のキャンプについて書くのが最後になってしまいましたが、つい数ヶ月前までは、ソロでキャンプなんて思いもつかなかった私ですが、無事、キャンプをこなして帰ってこれるまでキャンプスキルが上がった気がします。あと、焚火の方法や火を使ったキャンプ料理、炊飯についても簡単なものはこなせるようになったかなと思います。まだまだスキル不足なので今後も継続していきたいと思います。
私の最終目標ですが、自転車で北海道を、キャンプをしながら1周してみたいと思っています。今は仕事の関係で長期間旅行は無理ですが、いつか…きっと…
最後に、私の稚拙な記事を最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。またしょうこりもなく別シリーズをはじめようと思いますので、そのときに。
See You!
▼自転車ソロキャンプシリーズ
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その1:まずは自転車選び
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その2:キャンプに持っていくもの
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その3:初めてのソロキャンプ【西湖】(前編)
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その4:初めてのソロキャンプ【西湖】(後編)
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その5:反省と改良
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その6:富士山の西には何がある?
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その7:寒くなってきたので
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その8:カレーは正義
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その9:お台場行ってきました(前編)
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その10:お台場行ってきました(後編)
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その11:想定外のトラブル
自転車ソロキャンプ[総予算5万] その12(最終回):あとがき