【自転車旅】駿河湾:静岡⇒伊豆長岡⇒河津

こんにちは。
よっしーです。

今回はキャンプではなく自転車旅です。

静岡駅から伊豆の桜の名所である河津までの121kmの道のり。
自転車初心者なので途中の伊豆長岡の温泉宿で一泊する日程です。

全ルート

今回の全ルート

静岡駅までは品川駅から新幹線こだまで1時間14分。
新幹線が6時40分出発なので8時前には静岡駅に着いてしまいます。
都内に住んでいると静岡は遠いイメージだったのですが、新幹線を使っちゃえばめちゃくちゃ早いなと実感!
人によっては通勤時間と大差ないかも。

旅の楽しみのひとつでもある駅弁は品川駅構内で売っている「深川めし」を購入。これからがっつり走るのでエネルギーを摂取!
ダイエット目的で自転車を始めましたが朝食はちゃんと食べないとすぐにバテてしまうので新幹線内で食べます。

だって、今回の走る目的は静岡の海の幸、山の幸を食べる事なんですもの!
※この考え方の時点でダイエットできるわけないのだけれども

まあ、それはそれとしまして。

静岡駅到着。

小雨の静岡駅前

小雨の静岡駅前

 

さくっと輪行袋から自転車を出し組み立てます。

よっしー愛車 CANNONDALE CAAD12

よっしー愛車 CANNONDALE CAAD12

 

1泊するので着替え等の荷物があるのでカバンがパンパンです。
今回の収納装備はリクセン化した新三郎帆布のフロントバッグとORTLIEBのサドルバッグL。
防水でなかなか使えるサドルバッグでして、サドルバッグLの中には同じORTLIEBのサドルバッグSが入っていてパンク修理kitなどのメンテ道具が入っています。その他にも輪行袋を入れています。
フロントバッグは1泊用の着替えです。

さて、近場のコンビニでポカリをゲットして準備完了です。
天候は気温は22度、小雨。
路面が結構濡れているのでマンホールで滑らないか心配なところ。

まずは楽しみにしていた田子の浦漁港の生しらす丼を目指して出発です!!

静岡駅からは国道1号(東海道)をひたすら走っていくのですが、清水を抜け興津を超えたあたりで富士由比バイパスになってしまうんですよね。
自転車は走れません。

「興津中町東」の信号で国道1号の海側を走れる自転車道路があるのでそちらに移動します。

名称未設定-3

 

この道は由比手前の「西倉沢」の信号まで行けるので、そこで富士由比バイパスを渡って由比の町中を走って東海道へ戻ります。
由比の駅周辺は軽いアップダウン。
ここまで23kmくらいで全て平地!まだまだ元気です。

富士由比バイパスの脇の側道

富士由比バイパスの脇の側道

 

由比を超えると次の目標は富士川を超える事。
最短ルートは富士由比バイパスルートなんですが、車専用という事もあり次に近い橋である「富士川橋」を目指します。
ほぼ一本道で国道396号をひたすら東進し富士川橋まで来ると景色の良さに驚かされます。

富士川橋から見る富士川(水量多め)

富士川橋から見る富士川(水量多め)

 

富士川橋西の信号には罠がありまして、待てども待てども全然信号が青にならない。

そう、まさかの押しボタン式の信号でした。
なんだよ、もう!5分くらい待っちゃったよ!

富士川橋の信号

富士川橋の信号

 

気を取り直して、田子の浦漁港に向かいます。
ここまで来てしまったら後は数kmなので気持ちも楽です。

田子の浦漁港

田子の浦漁港

ランチを田子の浦漁港にした理由はやはり生しらす丼!
事前に赤富士丼(生しらすの沖漬け丼)を食べようと調べていたので大盛でオーダー。

あ~、来てよかった~と思える一杯です。

田子の浦漁港 赤富士丼(生しらすの沖漬け丼)

田子の浦漁港 赤富士丼(生しらすの沖漬け丼)

 

ここまでのルートはこんな感じ。

静岡⇒田子の浦漁港

静岡⇒田子の浦漁港

 

お腹も膨れ、次の目標は沼津を超え三島。
25kmくらいでしょうか。
アップダウンも無いので一気に進みます。

田子の浦漁港⇒原駅近辺

田子の浦漁港⇒原駅近辺

 

この日は向かい風が厳しかった。

 

原駅近辺⇒沼津⇒三島⇒伊豆長岡

原駅近辺⇒沼津⇒三島⇒伊豆長岡

三島まで来たら宿はもう少し!
伊豆長岡までは15km!
嫌な予感はしてましたが、ラストは山かぁ。
とはいっても標高30mくらいなので一気に登って宿へ到着!

 

◆2日目 伊豆長岡⇒河津

2日目は伊豆長岡⇒河津です。
本当は足も痛いので駅まで走って電車で帰ろうと思っていたのですが、調子に乗って天城越えをして河津帰ろうという事になり…。

伊豆長岡や修善寺はまさに天城越えの出発点としては良いのですがルートを何回確認しても登りきるまでは下りが全然ない!
距離的には47kmと大した事がないのですが、ツンデレのデレ部分である下りが標高650mまで全然ないんです!
スタート地点で標高30mとして、620m登るのかぁ。自分、坂苦手だからなぁと不安いっぱい。小雨だし…。

 

伊豆長岡の宿を出発して修善寺までは軽い登りで全然余裕!
修善寺を超えたあたりで道を間違えて急な上り坂が…。余計な足を使う羽目に。
インナーギアで一番軽いギアも使い切ったところで標高300m。

あ”~~。もう限界だぁ。

これ以上無理!これ以上登れない!となった場所が水恋鳥広場という場所。
一番高い天城峠のトンネルまでのこり10kmちょい。あと標高300mが登れない!下り無しのずっと登り。
ここでとある奇跡が。
休憩していたこの広場にはなぜかバス停がありまして!
はい。乗りましたw
バスが来るまであと15分。
輪行袋に入れるのに7~8分。

ちょうど良いなと。

雨だし滑るし、危ないしなど言い訳しちゃいますが、この記事を読んで天城峠にチャレンジする初心者の方。
大丈夫です。バスで上まで行けます。東海バス万歳!

という事で、無事にバスに乗りました。
バスは自分を入れて乗客2人。
水恋鳥広場⇒天城峠まで540円。
この540円には自分的には今年一番の価値がありました。

天城峠バス停

天城峠バス停

天城峠のバス停は天城峠トンネルの手前にあります。

 

伊豆長岡⇒水恋鳥広場

伊豆長岡⇒水恋鳥広場

 

さあ、ここからは天国!河津までずっと下り!

途中のループ橋周辺はわさびが有名。
孤独のグルメにも登場したわさび丼を食べるために下ります。

登りも結構な斜面でしたが下りもなかなかのもの。
ずっとブレーキを握るわけですが、今度は握力がなくなってくる。
小雨で路面もスリッピーな状態だし。
これは怖い(>_<)

 

握力と戦いながらループ橋までを一気に下り、目的地であるわさびのかどやへ。

わさびの聖地 かどや

わさびの聖地 かどや

さすが孤独のグルメ登場店。並んでます、はい。
15分くらい待って席へ通され、さっそく目当てのわさび丼を注文。

そうそう!
どんぶりが用意されるまでわさびを擦るんですよね~。
テレビで見ました。
ただ、この店に来るまでにブレーキを握りすぎて握力がありません(泣)
それでも頑張ってわさびを擦り下ろしわさび丼完成!

かどや わさび丼とそばのセット

かどや わさび丼とそばのセット

うんま~~!!
新鮮っていいな~!
わさびチューブと比べたらダメだな~!と感激です。

さあ、あとは河津駅周辺で温泉に入って帰るだけ。

伊豆急行 踊り子からの風景

伊豆急行 踊り子からの風景

走った総距離は120km。
疲れた~!

登り切れなかった自分が言うのなんですが初心者にもオススメコースです(笑)

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よっしー

メタボ船長キャンパー。
放浪癖のあるソロキャンプ大好きな男。愛車のインプレッサであちこちに出没。最近、小型船舶免許を取ったらしいので海の記事もそのうち出てくるかも。

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