お久しぶりです。
とのです。
この週末に、ロードバイクで、奥日光紅葉狩りにいってきました。
奥日光といえば、中禅寺湖周辺のかなり標高が高い場所になります。
ここしばらく、自転車をさぼっててすっかり鈍ってしまった脚で果たしてたどり着くことができるのか。
・日光駅スタート!
日光までは、電車で輪行します。日比谷線始発電車から乗り継いだ結果、東部日光駅に7:40ごろ到着しました。たぶんこれが一番早いと思います。
日光駅から国道120号をひたすら上ります。
駅を出た直後から早速、まっすぐな上り坂が始まります。この先ずっとこんな感じなんだろうか?
そして5Kmぐらい進んでみたものの、
「寒い!」
標高700m+早朝ということで、寒いとは思っていたけど、予想以上にとても寒い。
天気も微妙に曇り空なのでさらに寒さに拍車をかける。
そして道の途中の電光掲示板に表示されている現在の気温はなんと
「9度」
こんなに寒いとは思わなかったので、着ているものはは半袖+アームカバーだけだったのだが大失敗!!
ここから標高が上がるとさらに寒くなる!?と思うと心が折れそうです。
まあ、上っているうちに体があったまることを祈って、我慢して先に進むことにしました。
・いろは坂スタート
日光駅からおよそ10Kmぐらいのところから、有名ないろは坂が始まります。
現在のいろは坂は、上りと下りが別の道になっていて一方通行になっており、
上り20個、下り28個、合計48個のカーブがあります。そしてぞれぞれに「いろはにほへと・・・」の順に
ひらがなが振られており、これが「いろは坂」の名前の由来となっています。
自転車で上る際には、このひらがなを見て、だいたいどのぐらい上ったかを把握できるのでとても便利で
精神的にも非常に助かります。
そして上り坂を8割ぐらい進んだところで黒髪平の駐車場が現れました
ここからの見晴らしは絶景です。
この日は少し、ガスがかかっていたのですがそれでもいい景色です。
さらにカーブを3つぐらい進むと、
明智平というところに出ます。
ここまでくれば、いろは坂(上り)の終点まではもうすぐです
今回は特に用がなかったのでスルーしましたが、(ガスが濃くなり、景色もよくみえなさそうだったので)
ここからロープウェイが出ていて、奥日光の景色を一望できるとか。私は乗ったことがないですが今度ぜひ乗ってみたいです。
・いろは坂クリア
上り坂が終わり、長いトンネルを抜けると、中禅寺湖です。
標高1000m超えにチャレンジするのは本当に久しぶりなので、少々手間取ってしまいましたが、2時間かけていろは坂を登り切りました。
小腹がすいたので、そのへんのレストランに入ります。
体が冷え切ったので、暖かいものが食べたい・・・
そして日光といえば、「ゆば」が有名なので、せっかくなのでゆばうどんを注文しました。
つかれた体にゆばの風味が心地よい感じで染みていく感覚です。ボリューム的には少々物足りない気もしましたが。
そしてレストランの窓から見える外の紅葉の景色が・・・
まだ全然色づいていないじゃないか!!
せっかく紅葉を見に来たのに、これじゃあね・・・
・さらに奥へ
せっかく奥日光まで来たので、ぜひ紅葉が見たい
奥日光のさらに奥は、ここ(中禅寺湖)より標高が高いので、きっともう少し紅葉が色づいているはず!
ということで、国道120号沿いにさらに奥に進むことにしました。
しばらく進むと、小さな橋の近辺にひとだかりがあります。
竜頭の橋のあたりで、ここから滝が見えるみたいですね。
ありゃ、滝は逆方向でしたね。 (滝の写真を取り損ねていました。)
でもこのあたりは結構紅葉しています。滝のせいで気温が低いんですかね?
もう少し進むと、戦場ヶ原に出ます。標高は1400mぐらい。
う~ん、色づいているんですかね?微妙。
結構疲労がたまってきた感じですが、がんばってもう少し進んで、湯ノ湖まで行こうと思います。
湯ノ湖の手前に、滝があるのでちょっと寄ってみます。
この滝は、湯ノ湖からの水が流れ落ちてくる滝です
下からみると、結構な迫力ですね。
近くには売店があって、囲炉裏で鮎を焼いていました。すごくおいしそうだったので、いただくことにしました。
うむ。囲炉裏で焼きたて鮎にかぶりつく。
これが美味くないわけがない!!
あっというまに完食しちゃいました。
肝心の紅葉ですが、湯滝付近はほとんど色づいていない。残念。
果たしてこの上にある湯ノ湖の紅葉の様子は!?
・湯ノ湖の紅葉
不安に思いながら、湯滝の駐車場から一旦国道に戻り、滝の上までさらに進んでみたところ、
それなりに紅葉している気がする!
場所によって色づきにムラがありますが、
まあ、これだけ色づいていれば「紅葉を見た!」という気になれます。
ここまで来た甲斐があったというものです。
・下りは気を付けて
紅葉も見れたことで、ここで引き返すことにします。
(疲労がたまってきたのと、寒さが限界で耐えられなくてこれ以上上りたくなかったのもあるため)
中禅寺湖付近までもどってきて、
ここからいよいよ、いろは坂(下り)になります。
下りも一方通行で、だいたい1.5車線ぐらいの急な下り坂が、この先延々と続きます。
(この後は写真を撮る余裕すらありませんでした)
下り坂こわいよ!!
おそらく10%ぐらいの下り勾配のヘアピンカーブが連続で連なっていて、
油断すると、車が渋滞して前の車に追いつきそうになるし、
ブレーキ握る手が疲れるし、
寒いし、手がかじかんでくるし。
という感じで、いろは坂を下り切るまではスリルの連続、っていう感じでしたが、何とか無事下り、
日光駅まで戻ることができました。
今回の旅はここまで。
紅葉を堪能するには、時期が早かったかもしれません。10月中旬以降に来た方がよかったかもしれませんね。
では。
(今回のルート)