はじめてのテント選び

【テントの選び方】

こんにちは!
よっしーです。

キャンプ用品で大物と言えばテントが挙げられると思います。
テントはすごい重要なので結局買ってしまうんですが、こういった大物についてはやはり失敗したくないです。

もちろんテントを使わないお手軽なバンガローに泊まってしまうというのもありなんですが、キャンプをするならやっぱりテントで楽しみたいですよね。
キャンプ=野宿的なイメージで(笑)

■テント選びのコツ

さて、そんなテントですが、選ぶにあたっていくつかのポイントがあります。

1.居住性
2.設営・撤収
3.耐久性・防水性・撥水性
4.重さ

こんな点を考えてテントを選ぶのが良いかもしれません。

テントには登山用テントとキャンプ用テントがあって、特徴が結構違っているんです。

例えば登山用テントは、山の上では立っていられないほどの風雨に一晩中さらされても大丈夫なように、風を受け流すようなデザイン、シンプルで頑丈なつくり、そして軽量でコンパクトなテントが特徴です。
登山用テントは居住性よりも安全性や携帯性に重点がおかれています。

一方、キャンプ用テントは天井が高く設計されていて、1人当たりの面積が広く居住性を重視した作りのものが多いのが特徴です。その分快適に過ごせます。その代り重く嵩張りますのでクルマなどで持ち運ぶスタイルになると思います。

 

■テントの種類

 

1.ドームタイプ

   
レベル:初心者~
設営時間:5分~(1人)
価格:5,000円程度~

最もスタンダードなファミリーキャンプのテント。
小さいものはソロキャンプで使用可能!設営しやすく収納もコンパクト。しかも居住性も高いと言うメリットがあります。
ファミリーテントではキャノピー(ひさし)付きタイプが主流です。キャノピー付きモデルのほとんどは、スクリーンタープとの連結が可能です。

基本的には2本のポールをクロスさせることで設営するテントになります。
迷ったらこのテントを選べば間違いないと思います。

 

2.ツールームタイプ

レベル:中級者~
設営時間:10分~(2人)
価格:30,000円程度~

テントに+α大型のリビングスペースが標準装備の一体型テント。
収納サイズは大きいですが、テントとタープを両方組み立てる時間より格段に速く設営することができます。

4~5人が広々と使えるリビングスペースはスクリーンテントとしてもタープとしても使えます。
例えば、夏はスクリーンにして虫よけ仕様、冬はクローズにすれば防寒・保温仕様といった季節を問わずに活用できるため、非常に頼もしいテントと言えます。

また、インナーテントを取り外す事で全面をリビングとしても使えるのであらゆるキャンプスタイルに対応できる柔軟性も魅力的です。
寝室の前にリビングがあるので夜間のセキュリティも万全です!

タープをスクリーンタープにするなら、最初からツールームテントを購入してしまう方がオススメです。

3.ワンポールタイプ


レベル:初心者~
設営時間:5分~(1人)
価格:5,000円程度~

ティピー型テント、モノポールテントなどとも呼ばれるテントです。
とてもお洒落なフォルム、高い天井や広い居住空間などを得られるので人気が高いです。

「ティピー」と違い、中での焚き火などはできませんが高い空間は、居住性に大変優れているテントです。
価格も安く、中央のポールを立てるだけなので最も短時間で設営可能。

キャンプ場ではドーム型のテントが多いので、お洒落にキャンプを楽しめるワンポールテントは注目度も高いです。

4.ロッジタイプ

レベル:中級者~
設営時間:20分~(2人)
価格:100,000円程度~

昔懐かしの「家型テント」です。
「重い」「設営が面倒」「時間がかかる」「風に弱い」「女性には無理」など言われたい放題だった90年代。
そうです、別名「鉄骨」と呼ばれたあのテントです。

しかしながら時代は進み、高さがあり居住性に優れている為、長期滞在キャンプにはオススメになるまで進化しております。
近年、見直され再注目のテントです!

番外編>>>凄すぎハイスペックテント

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出典:モンベル

レベル:上級者~
設営時間:不明
価格:200,000円程度~

どこからどう見てもすごい…。大きい、強そう。と、いうことで番外編でBAREBONES(ベアボーンズ)のサファリテント。
見てもらうとわかる通りダブルベッドが入る巨大サイズ。
キャンプでダブルベッド?とか、何日滞在するの?とかツッコミは多々あれど、ちょっと憧れますよね。

■テントの耐水圧も考えよう!

テントには耐水性という数値があります。
「耐水圧」とは、テントの生地に圧力をかけたときに水が染み込んでくるかどうかの数値です。
この数値は高ければ良いかというとそうでもなく、生地自体の通気性が悪いと結露の原因になったりします。
防水性と通気性のバランスが重要となってきます。

部分的に圧力がかかりやすい床の部分は特に注意したい箇所です。
雨の日に水が染みてきてしまったりすると、もはや寝てる場合じゃなくなっちゃいますよね。

また、雨漏りの多くはシーム部(縫い目とか)の加工が甘かったりすると水漏れが発生したりすることが多いようです。
縫製部分のチェックも忘れずに!

■快適な睡眠のために通気性も考えよう

通気性が悪いと夏は蒸し風呂状態&結露で地獄です。
また、通気性が良すぎると秋は寒すぎて快眠できません。
季節によって通気性を調整できるテントをオススメします。

 

■グランドシートも忘れずに!

テントで一番痛みが早いボトム部分は大事に扱いましょう。
テントを設営する前にグランドシートを敷くだけで小石などからテントを護ってくれます。

また、雨天の撤収時もグランドシートの上で行うことができるため、泥汚れなどを軽減することができます。

1.グランドシート
2.テント
3.フロア全体に敷くマット
4.就寝用のマット

の順で設営することが理想的なスタイルです。

 

■まとめ

キャンプ初心者のうちはドーム型テントが安全だと思いますが、どうせ買うなら最初から一番いいものを!という方はツードームテントをお勧めします。

また、キャンプ場で通いだすと気が付くのですが、コールマンとスノーピークのテントの利用率の高さです(笑)。

ほとんどのキャンパーがこの2ブランドを使用しています。他のブランドも良いテントはありますので見比べてみるのもおすすめです!

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よっしー

メタボ船長キャンパー。
放浪癖のあるソロキャンプ大好きな男。愛車のインプレッサであちこちに出没。最近、小型船舶免許を取ったらしいので海の記事もそのうち出てくるかも。

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