10人中8人も誤解している、エベレストとヒマラヤの本当の関係

ゆきむらです。
以前、ヒマラヤの7000m峰に登ってきました。その話を山をよく知らない仲間にすると8割くらいの確率でこう言われます。

ゆきむら:「ヒマラヤの7000m峰に登ってきたんだよねー」

友人A:「エベレスト登るなんてすごいよねー」

ゆきむら:「???」

これおかしいところがどこか分かる人には分かっているはず。

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実は何がおかしいって、ヒマラヤというのは「山脈」を指します。日本でいうと、北アルプス、南アルプスとか穂高連峰とか。エベレストというのは「山の名前」ですので、北岳とか槍ヶ岳とかと同じ分類になります。

最近は、芸人のイモトさんがエベレストにチャレンジしたり、マッキンリーに登頂成功したりとテレビで本格的な山登りを目にすることが多くなっていますね。コレを機に、ヒマラヤは山脈を指すんだと覚えておくと良いかもしれません。

ヒマラヤ山脈はネパール、中国、シッキム、パキスタンに跨っていて、有名なのはやっぱり前出の「エベレスト」なんですが、他にも「カンチェンジュンガ」(世界2位の高峰)をはじめとして8000m級の山が沢山あるのです。

カンチェンジュンガ トレッキング

そして、高峰の登山だけでなく、標高5000m程度のトレッキングも楽しめるところなんですよ。決してヒマラヤ行くのはすごい難しいというものではなく、日本国内と同じで、ルートを選べば初心者でも楽しめるところが沢山あるのがヒマラヤです。

取材と称して、ヒマラヤトレッキング行きたいなー。2週間時間が取れればイケルのに。

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yukimura

リアルガチ登山者。
高校時代は自転車で房総半島1周や北海道の旅をライトキャンパーとして楽しんでいたが、失恋をきっかけに大学から山岳部に入部して登山を始める。学生時代にはペルーにある南米最高峰に無謀にも挑戦したが、スキル不足による敗退をしている。その後高所への憧れが強く、2度にわたるヒマラヤの未踏峰への挑戦を行い2013年に初登頂を果たす。

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